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10月3日、国土交通省から「御嶽山における降灰後の土石流に関する
シミュレーション計算結果」が公開されています。
9月27日の御嶽山噴火により、山頂付近に火山灰が厚く堆積した湯川、白川、
濁沢川において、降灰の影響を考慮した土石流に関するシミュレーションを
実施しています。
この情報は、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する
法律第29条第2項に基づく情報の随時提供であり、長野県、木曽町、王滝村に
情報提供及び説明が実施されています。
土石流発生のメカニズムは、今回降灰した火山灰そのものが降雨で土石流化する
のではなく、降灰前は雨水はほとんど地下浸透していたのが、火山灰によって
浸透能力が低下し、表面流が増え、河床の土砂・流木を巻き込んで土石流が
発生する というものです。
計算条件としては以下のとおりです。
●想定降雨
9〜12月の間の過去30年間の最大24時間雨量の降雨
(361mm、最大時間雨量37mm/h)
●計算対象流域
湯川、白川、濁沢川
●計算の詳細
想定降雨時の土石流流出波形を推定し、二次元の氾濫シミュレーションによって
影響範囲を想定
(メッシュサイズ20m)
また、数値氾濫シミュレーションの精度について、以下の注意点をあげています。
「数値氾濫シミュレーションにおける計算条件は、上空からの目視調査など限られた調査により得られた情報をもとに一定の条件で実施しており、計算精度には限界が
あり、実際の現象は計算とはあわない場合がある。また、西野川、王滝川の水位に
よっては、西野川においては湯川合流点〜王滝川合流点の区間において、王滝川に
おいては濁沢川合流点〜牧尾ダム流入点の区間において、氾濫計算より広い範囲に
影響が及ぶ場合があります。」
資料は以下にあります。(国交省HPに直リンク)
▽土石流シミュレーション結果(PDF形式:3,350KB)
http://www.mlit.go.jp/common/001056878.pdf
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